突然ですが
血液検査したときの結果ってもらってます?
最近は電子カルテのデータを見せてもらって
それで終了~みたいなことも多いのかな?
私は結果をプリントしてもらってます
主治医も私の採血好きを知ってるし
毎回ちょーだいちょーだいって言ってたら
今では何も言わずにプリントしてくれるようになりました笑
血液検査ってそのときの体の状態を
わりと簡単に知れる方法でしょ
注射嫌いな人には簡単じゃないかもしれないけど。。
血液の状態
肝機能
腎機能
栄養状態
炎症反応
凝固系(血液が固まる時間とか)
などなど
他にも調べたい検査項目を追加すれば
腫瘍マーカーとか
ピンポイントで知ることもできる
なんて有能なの!って感じじゃない?
でもね、一回の検査ですべてを知ろうなんてことはできません
お酒いっぱい飲んだあとなら
肝機能の数値に影響でるし
怪我をしてれば
白血球や炎症反応が高く出たりする
治療中の経過を見る上では
「今」の血液の情報は重要なんだけど
健診で見るような血液検査の情報は
「今」の一回だけでは判断できないものです
例えばデータ的に貧血だったとして
(Hb:ヘモグロビンの値で見ます)
それが今だけなのか
ずっと続いてる貧血なのか
徐々に悪くなってるのか
逆によくなってるのか
っていうのは、
「今」の検査結果だけではわからないですよね
そこで重要なのが過去データ
経時的に見ることで
どういう風に推移してるのか
知ることができる
今まで正常だったのに、急に悪化してるなら
来月も血液検査してましょうってなるだろうし
以前と変わらないなら
また一年後に検査しましょうってなるだろうし
値がけっこう悪いなら
体のどこかから出血してるのかもって考えて
追加検査しましょうってなるかもしれない
なので今の状態が異常なしでよかったーって
終わるのではなくて
検査結果はとっておいて
もしも異常がでたら
自分の基準値として比較してみるといいと思います
正常値にも幅があるんですが
これは個人差が大きく出るので
自分の値がどのくらいなのか
知っておくのはやっぱり大切です
データなんて見てもわからないって思うかもしれませんが
大丈夫、だんだん見慣れてきます
血液を知ることは
自分の未来を健康にするための第一歩ですよ