【AYAがつくる新しい医療と支援のかたち】

3月14日~21日はAYA weekでした

「AYA」とは

15歳~39歳にがんに罹患した方たちのこと

若年性がんは

希少で多様性があることに加えて

ライフイベントによって個別性も大きく

でも社会的な支援が少ないことから

AYA世代サポートというものが

全国で始まっています

その啓発活動を積極的に行うというAYA weekでした

20日、21日は

「AYAがつくる新しい医療と支援のかたち」というテーマの

AYA研学術集会があり

オンラインで参加していました

学会っていうと

研究者や医者が難しいスライドを発表していることが多いですが

(若干偏見もありますね、すみません。。)

この学会は医療者だけでなく

がんサバイバーの方や

(ここでいうサバイバーはがん経験者のことをいいます)

一般企業の方

イベント企画をしている方など

いろんな方がパネリストとして発表されていて

社会にいるすべての方が参加できる形の学会で

とっても勉強になりました

私は看護師という立場ではじめは聞いていたのですが

がんサバイバーの方のお話や

就職支援についての発表を聞いているうちに

あー自分もいろいろ悩んできたなっていうことを思い出して

いつの間にかサバイバーでの立場で聞いていました

同時にサバイバーだからこそ

社会に対してとか

困っているAYA世代患者さんに対して

もっと個別的な支援がしたいと感じました

去年までは働いている病院で

AYA世代患者さんを集めた交流会を行っていましたが

コロナの影響で集まれなくなり

落ち着いたら再開しようと話していました

でも、オンラインで交流会を開いている病院もあり

患者さんの立場になって考えられていなかったことを反省しました

実際に、同世代と話したいと言ってくれる患者さんはいるのに

「もう少し落ち着いたらね」としか返せていなかったのです

あーごめんなさい。。

個人情報のこととか院内のシステムのこととか

クリアすべき課題は多いけど

やろうとしないと実現しないと思ったので

ちゃんと発案して企画を進めていきたいと思います