職場で2年前にできた写真部
好きなものを追いかけて
ずっと撮ってる人もいれば
カメラは持ってるけど
使い方がわからないっていう初心者の方もいます
いつも会議室でカメラの設定とかの説明をしてましたが
やっぱり実際に撮ってみないと
わからないよねーって思ったので
撮影会を企画しました
先週行った都内の公園で
彼岸花を撮ってみようっていう会にしました

最初はみんな何を撮っていいのかわからないって言います
私もそうでした
富士山は好きでしたが
カメラを持っても
富士山の撮影をしようって
結びつかなかったんです
今思うと不思議なんですけどね
でも撮ってるうちに
どういうのを撮るのが好きなのか
だんだんとわかってきます
花とか空とか食べ物とか
海とか動物とか建物とか
明るめに撮るのが好きとか
玉ボケが好きとか
人物が入ってるのが好きとか
人によって
撮りたいものはそれぞれ違くて
同じ被写体でも
どう撮りたいかはまた違うので
同じ写真にはならないのがおもしろいところ
そして
これは正しくてこれは間違ってる
みたいな世界ではありません
それぞれが撮りたいものを
撮りたいように撮れたら
それでいい
みんな違くてみんないいし
否定する要素ってないんです
だからいろんな人と撮りに行けば
そのたびに自分では気づかない視点とか
発見があるので
相手を褒めて
自分も褒めてもらって
自分が自分を肯定できる
そんな写真の世界です
なんとなく始めた写真だったけど
今では大切な表現の一つで
コミュニケーションで
自分と向き合う時間で
集中できる場所でもある

そんな写真の時間を知って
見える世界が変わりました
初心者って言ってる方たちにも
そんな世界を伝えていきたいと思います