【正直に生きるって決めた】

私は足の病気になって

何度も手術を受けてきて

今は歩くときは杖を使うようになりました

杖がなくても歩けるし

杖がなかったらきっと「普通」に見られるんですが

いくつかの理由から杖を持つことにしました

一つはやっぱり使ったほうが

長期的にはいいということ

少しの距離なら歩くのは問題ないですが

長い時間歩いていると

足が疲れてきて体が傾いてきて

だんだん痛みも出てきてしまうんです

手術で関節や筋肉をとっているので

それはしかたないこと

この足で残りの人生を生きていくためには

足への負担は少しでも減らしたほうがいいと思いました

もう一つの理由は

周りの人が気をつけてくれること

杖を持たなければ

障害があるなんてわからないけど

私は歩くのも遅いし

階段も一段ずつ片足でしか上り下りできないし

揺れる電車やバスで立ってるのも大変なのも事実です

それを周りの人にわかってもらうためには

杖を使うほうがよかったのです

最初は杖を持つのにすごく抵抗がありました

当時は20代前半だもの

見た目が変わることが怖かったです

でも今は杖を持っていることに

なんの抵抗もなくなりました

単に慣れたという話ではなくて

いい意味で周りの目を気にしなくなったんです

杖を持っていても

ゆっくりしか歩けなくても

私の本質は変わらない

見た目で判断されたことも何度もありますが

そういう人と付き合っていこうとは思わないし

理解してくれる人が近くにいてくれたら

それでいいと思えるようになりました

自分のことを発信するのも

どう思われるんだろうとかよく考えてしまって

続かないことも何度もありましたが

私は私がしたいことをすればいいとやっと思えます

自分に正直に生きたら

きっともっと自分を好きになれますね