【生きてくために必要だったから】

最近続けて聞かれたこと

「今まで何回手術受けたの?」

取材だったり、友達からだったり

状況は全然違うけど

自分でも忘れそうになっていたので(おい笑)

書いておこうと思った次第です

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さっそく本題

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2003年3月 針生検(局所麻酔)

足に違和感があってレントゲンとMRIの結果を見て

生検してみようとなった

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2003年4月 切開生検(全身麻酔)

針生検では確定診断できなかったので

その名の通り切開(3㎝くらいかな)

術中の迅速診断で骨肉腫の確定診断となる

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2003年8月 左大腿骨人工膝関節置換術+右肺部分切除(全身麻酔)

これが病気を切除したとき

なんと12時間かかった

手術担当してくれた先生、看護師さんありがとうございます

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2008年6月 人工骨破損により交換(全身麻酔)

自分の残ってる骨の中に人工骨を埋め込んでたんだけど

中の人工骨が折れて、だんだん痛くなってきて気づいた

下の写真で骨ん中の人工骨が折れて曲がってるのわかるかな?

原因は歩きすぎと思われます

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2010年3月 人工骨頭置換術→結果として大腿骨全置換

また前回と同じとこが折れまして。。

残しておいた自分の骨に負担がかかりすぎるってことで

残ってた骨頭部分も人工骨にすることに

で、今の足の状況がこの写真

骨頭~大腿骨~膝が人工物になりました

(たぶん2㎏くらいある)

(体重測定で2㎏減らしほしくなる)

このとき実は切断も候補に挙がってた

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2016年9月 部品交換(全身麻酔)

まだ終わりません笑

膝の関節を固定してる部品が一部急に取れてしまい

歩けなくなり、すぐに入院して部品の交換

2週間で仕事復帰

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2019年3月 スクリュー抜去(局所麻酔)

骨頭に固定していたスクリュー(ネジ)が抜けて(上の写真の2本のネジ)

たまに痛みをもって存在感をアピールしてくるので

抜きましょうという判断に

手術は感染の原因にもなるから極力避けていたけど

日常生活に支障がでてきたので手術を選択

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ってことで

これまでは7回の手術でした

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↑これは折れてしまった人工骨

と抜去したスクリュー(通称ネジ子)

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手術は身体的にも精神的にもきつくて

できればしたくないものだけど

生きてくために必要なことだったから受けてきた

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後半の4回の手術は病気の再発とかではないから

そういった不安とかは幸いなくて

それでも仕事とかお金とか家族が心配するなーとか

やりたいことが思うように進まなくて悔しいーとか

考えてしまうことは多々あって

泣きながら友達に電話したこともあった

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でも

手術の回数なんて自慢にもならないけど

それを越えてきた経験は

あとで振り返ったときにプラスになってることに気づくこの頃

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だから今日手術を受けてるMちゃん

今は悔しい気持ちでいっぱいだろうけど

その経験はきっと

これからの人生で必要なものになるから大丈夫だよ