【言葉をのせて】

いつかは天までとどくほど

大きくなるような木の幹に

君の名前を掘りたまえ

大理石に掘るよりも

そのほうがずっといいのだよ

名前もいっしょにのびるのだ

「君たちに」 ジャン・コクトー

小学3年生のとき

担任だった先生が

毎日詩を教えてくれました

一番最初に教わったのがこれ

当時は意味もよくわからず

暗記したら暗記カードをもらえるので

それを集めるためだけに必死に覚えたのです

今になって

深く心に響くこの言葉たちは

私が文章を書く原点かもしれません

詩を覚えることに始まり

中学生の頃は歌の歌詞を

ひたすらノートに写すという

謎の趣味を持っていました(笑)

だからといって

文章を書くのが得意なわけでは全然ないんですが

あまり抵抗なくできるのです

そして自分が撮った写真には

短い言葉たちで飾るようにしています

その写真から私が感じた風景やストーリーとその奥深さを

見てる人にも感じていただけたらと思うのです

写真の見方は自由なので

言葉はスルーしてもらってもいいんですけどね

だいたいは

見てくれた方へのエールになるような言葉です


あなたが決めたその勇気を
紅く染まった空が応援している
それでいいんだよって言ってる

見てくれるだけで感謝なので

少しでも一歩を踏み出せるきっかけになってくれればという気持ちです

どうだろう

お節介かしら?笑

同じような写真は誰にでも撮れるけど

言葉をつけることで

私だけの作品になる

そんな風にも思うのです

たまに写真も載せるので

どうぞ見てみてください